ZEPHYR

カワサキを代償する車種、ZEPHYRの人気が高まっている

カワサキのバイクといえば国内でも国外でも、高い人気を持っているバイクメーカーですし、ライダーからの信頼も厚いバイクブランドです。

カワサキの代表作、名車といえばたくさんのバイクがありますが、中でもZEPHYRはライダーたちから絶大な二期を誇るバイクとして有名です。
空冷のネイキッドであり、伝説の名車と呼ばれるZ1、Z2のデザインを色濃く受け継いでいるということでも有名なモデルです。

現在このZEPHYRは、絶版モデルということですが、だからこそ、このZEPHYRに乗りたいというライダーが多く、同じ年式の他のバイクと比較すると、かなり高い値段で取引されているということもわかります。

ZEPHYRは排気量、モデル共に多数あり、海外でも人気のある輸出バイクとして、海外専用モデルもありますので、バイクの種類としてはかなり多い方です。
基本として国内においては販売されていた排気量は、400cc、750cc、1100ccという3つの排気量になります。

しかしいずれもこの国内のバイクについては中古車市場でかなり高いものとなっており、非常に人気がある車種です。

ZEPHYRはネイキッドの火付け役となった

ZEPHYRはネイキッドの火付け役となったといわれているバイクで、当初、400ccモデルだけが販売される予定でした。
しかしかなり高い人気となり、その後、750cc、1100ccというクラスモデルが登場します。

エンジンは4ストロークDOHC2バルブ空冷直列4気筒エンジン、これによって非常に気持ちよく流れるようなラインディングを楽しめるバイクです。
750ccモデルとなったZEPHYR750/750RSは、Z2により近いデザインとなっており、このモデル2種類はほとんど見た目にも違いがありません。

違いといえば、ZEPHYR750RSの場合、前後がチューブタイヤを利用するスポークホイルとなっている点です。
2007年になるとファイナルエディションとして火の玉カラーが登場し人気を博しました。

中古車市場でも下がる事のないZEPHYR

バイクは排気量が大きいほど中古車価格も下がらないといわれていますが、ZEPHYRは1100よりも750の方が査定でも価格が落ちないという特徴を持っています。

例えばZEPHYRX2010年式、走行距離240キロというタイプ、外装も美しいというものが60万円位、ZEPHYR750は走行5000キロ以上、金属に錆が目立つ2008年式で83万円、ZEPHYR1100で1995年式、走行距離1万越え、KZ1000MK2レプリカで63万円などの金額となっています。

バイクの状態や年式などにもよりますが、750は特に人気となっていますので、傷、錆などがある程度あるバイクでも、中古車市場では高値となるバイクも出てきます。
ZEPHYRに限っては金額が落ちないという傾向が強いので、もし今売りに出すことをお考えの場合、錆などがひどくならないうちに出す方が買取価格も高くなると思います。