Bimota(ビモータ)

空調整備会社から始まったイタリアのメーカー

Bimota(ビモータ)はイタリアの東北地方の都市リミニに本社を置くイタリアのバイクメーカーです。
リミニと聞いても今ひとつ日本ではわかりづらいですが、簡単にいえばイタリア半島の中間ほどの東海岸にある都市サンマリノのすぐ隣です。

ビモータの創業者はビアンキ、モーリ、タンブリーニの三人であったことから、それぞれの頭文字をとって「ビモータ」という社名にしています。

創業は1966年で最初は空調管理会社だったのですが、創業者の一人タンブリーニがバイク好きであったことから本業の傍らバイク用フレームの製造をしていたところ、その品質の高さが評判となり後に本格的なバイク部門を作ることになりました。
ビモータはエンジンは他社のものを使用し、社内ではフレーム部分のみをつくるという独特の方法をとっています。

経営危機からの復活と日本での扱い

しかし1993年には創業者の三人のうち最後の一人が社を去ることとなり、以降少数生産路線をやめて量産に舵切りをしたのが失敗となり一時倒産となってしまいました。

現在ではビモータとしてのブランドは復活をしており、新たな経営方針のもと従来通りの少数高品質のバイク作りを続けています。

ビモータのバイクの特徴は車体を軽量化することができる優れたフレームと搭載しているということで、スピードを生かせるレーシングレプリカタイプのモデルが多くなっています。
日本においては「モトコルセ」という企業がビモータの正規代理店として販売を受け付けています。