Ducati(ドゥカティ)

イタリアを代表するバイクメーカー

Ducati(ドゥカティ)はイタリア初の有名バイクメーカーです。
イタリアといえばフェラーリやランボルギーニといった独特の魅力を持ったスーパーカーを作る自動車メーカーが存在していることでも知られていますが、このドゥカティも同じく他のメーカーにはない独自性を放っています。

ドゥカティはイタリア国内では古代ローマ時代から続く名家として知られている一族で、それまでは電装機器メーカーとして広く業務を展開してきました。

バイクメーカーとして営業を開始したのは第二次大戦中で、原動機付自転車である「クッチョロ」という車種を発売し大ヒットとなりました。

戦後1946年からはそれまでOMEで発注してきたエンジンを社内でも製造することになりバイク製造販売台数を増やしていきます。

当時にはイタリア国内だけでなく欧州各地にライバルメーカーが多くなかなか存在感を示すことができませんでしたが、1970年に750GTという現在の主力商品の初号機を開発したことで一躍脚光を浴びます。
のちに同モデルを何度も改良し、世界的に「ドゥカティのバイク」というブランドを浸透させるに至ります。

乗ってみてわかるドゥカティの魅力

イタリア車もそうですが、際立ったデザイン性の高さだけでなく乗ってみると「他の車(バイク)とは違う」という強い魅力を感じます。

ドゥカティのバイクはどれも洗練された造形と備えていますが、実際に乗ってみるとその力強さに大きな感動を覚えます。

バイクを運転する時というのは車体と一体になったかのような爽快感がありますが、ドゥカティではさらに地面を力強く押し上げるような気持ちよさが感じられます。
そのため一度ドカティオーナーになると他のバイクでは満足できなくなってしまう中毒性があります。

ただし個性が強すぎるがゆえに合う合わないもはっきり分かれるようで、期待して購入をしたけれどもどうしても乗りにくくて短期間で売却してしまったという人もよく見られます。

ですが国産バイクと明らかに異なる外装はバイクに詳しくない人でもつい振り返ってしまうような魅力があることは間違いありません。