売ったバイクはどこへ行く?

ここで、「売ったバイクがどうなるのか」ということについて説明をしてみたいと思います。
今のバイクショップは、本当に状態の良くないものでも買取をしてくれます。中には、「動かなくなったバイクでも買取OK」としているところもあるほど。
でも、そういうバイクってどうしているのかを知りたくありませんか?
せっかく購入した大切なバイクを売るのですから、その先についてもしっかり知っておきたいものです。

中古バイクは海外へ

日本では、長くバイクが売れない時代が続いています。
1980年には200万台に迫る勢いで売れていたバイクですが、2010年には20万台前後まで落ち込んでしまっているそう。「バイクが売れない」というのは良く聞く話ですが、たった30年でここまでバイクの状況が変化しているとは驚きですよね。
日本は既に自動車社会になっていますので、そのこともバイクが売れなくなった原因かもしれません。
さて、そんなバイクですが、実は海外ではまだまだ「バイクが主流」というところが多いのです。特に、アジアの発展途上国ではバイクが生活の中の移動手段になっていることも。
だから、日本で役割を果たしたバイクはそちらで販売されるのです。つまり、日本で買い取られたバイクの一部は海を渡って海外にいっているということ。
そう考えると、なんだかロマンがありますよね。

どんな国で売られているの?

まず、バイク大国と言えば東南アジアでしょうか。
タイやベトナムなどは道路を走るバイクがもはや風物詩になっており、道路を横切る大量のバイクを見ることができます。日本では考えられない量なので、非常に危なっかしいのですが、それでも事故はたまにしか起きないというから驚きます。
こういうところだと、日本で走っていた中古バイクも活躍するのでしょうね。
ちなみに、日本で大流行したスーパーカブは、海外でも爆発的に売れたそうです。もちろん、こういったアジア圏でも活躍中。日本のバイクと言うのは、実は色々な可能性を持っているのかもしれませんね。ちなみに、世界でもバイクを使っているのはほとんどが日本だそうです。

もしかすると、あなたが売ったバイクも、海外のどこかで販売されているかもしれません。
海外に行った時、もしかすると自分が売ったバイク出会うということもあるかもしれないと思うと、ちょっとワクワクしますね。この様に、中古バイクにはきちんと行き先があり、第二の人生が待っています。その後のことを考え、大切にバイクを使いたいものです。