BMWは航空機エンジンメーカーとして始まった
BMWはオフ・タットーという方が航空機エンジンメーカーとして設立したもので、1917年にBMWという社名、ロゴを作りました。
このロゴは十字を中心として作られていますが、これは飛行機のプロペラを意味していると伝えられています。
またロゴの青と白は、バイエルンの白い雲、青い空をイメージしています。
このBMWという企業名は、Byerische Motoren Werke AGという言葉を略しており、この企業名は日本名に訳すとバイエルン発動機製造株式会社という意味です。
1023年に最初のオートバイとなるR32を製造、この時に利用されているエンジンは水平対向ボクサーエンジンです。
1929年に初めて4輪自動車の製造を開始しました。
日本人はBMWというと、四輪、高級車メーカーという印象がありますが、実は四輪が後発で最初に生まれたのは二輪だったのです。
BMW、この美しいバイクの特徴とは
BMWはバイクの美しいデザインも有名なのですが、BMWの二輪を一躍有名にしたのが、縦置き水平対向2気筒エンジン、ボクサーエンジンというものです。
シリンダーが左右に突きだしている水平対向2気筒エンジン、という大きな特徴を持ち、BMWの多くのバイクはこのエンジンを持っています。
シャフトドライブには静粛性が高くパワー伝達のロスが少ないといわれるものが採用されており、これによってユーザーのメンテナンスがかなり楽になります。
パラレルとレバーをあわせチルリアサスペンションをパラレバー・リアサスペンションといいます。
後輪が上がる傾向があるシャフトドライブのマイナスイメージを改善するためにレバー月リアサスペンションが作られました。
一般的なテレスコピック方式のフロントフォークではなく、テレスコピックとレバーをあわせたフロントサスペンションを利用しています。
このことによってブレーキングの際、荷重が独特な形状のアームに受け止められ、車両が前下がりにならないという特徴を持っています。
こうした形状になったことで、ブレーキングの際、安静性を保てることと、路面追従性を高くすることに成功しています。
ボクサーエンジンとシャフトドライブの特徴
BMWのバイクの特徴といえば、ボクサーエンジンとシャフトドライ無ですが、このボクサーエンジンは水平対向2気筒エンジンと呼ばれるもので、BMWのバイクとして最高最大の特徴といわれています。
このエンジンはピストン運動が左右交互に運動し合うという特徴を持っていて、これによってバイクの振動がしっかり抑制されるというものです。
空冷エンジンでボクサーエンジンとなっていることで効率よくエンジンを冷却できるということもあります。
またBMWのシャフトドライブについては少々費用がかかるものとなっていますが、泥をよけほこりを除けるという役割を果たしてくれるので、バイクのこうした問題をクリアできる質の高いバイクとなっています。