ホンダのバイクと言えばカブシリーズ

ホンダから発売されているカブシリーズは、1958年の発売から60年以上経った今でも、大人気のシリーズとしてバイク好きから愛されています。50CC、110CC、125CCとあり、どの車体も基本的な構造は変えず、乗りやすさにこだわったバイクです。通常、バイクは新型が発売されるに伴い、様々な場所が改良されていくものですが、ホンダカブシリーズに関しては、初代から大きく変えていないという点が特徴的です。1958年に発売された初代の「スーパーカブ」は、開発者が変える必要はないと太鼓判を押すほど、完成形となっているからです。スーパーカブは、重たいモノを中心に集めるという構造になっていて、これが独自の乗りやすさと使い勝手の良さを生み出しています。良いところはそのままに、エンジンや変速フィールなど、進化させるべきところは進化させたことで、60年という歴史を迎えることができたのです。

ホンダカブシリーズは乗り心地だけじゃない

ホンダカブシリーズは、乗り心地の良さも魅力ですが、様々な用途で使えるという点でも注目されています。リアには、大型のキャリアがついていて、荷物を運びやすくなっています。このことから、買い物にも便利ですし、配送用としても便利に使えるのです。そして、車体が軽いことから、ツーリング向きとも言われています。燃費も良く、耐久性に優れているので、バイクで遠出したい、キャンプしたいというような場合に便利です。大型キャリアに、沢山の荷物を積めるので、アウトドアでも活躍してくれるでしょう。

カスタムで楽しめる

カブシリーズの魅力は、カスタムパーツでバイクのイメージを大きく変えることができるという点も挙げられます。好みのデザインパーツを組み合わせていけば、自分だけのカブが完成します。例えば、リムの交換やマフラーの交換、ヘッドライトの交換などが可能です。カスタムパーツで、同じカブシリーズでも見た目が大きく変わります。

カブシリーズの代表は？

人気のカブシリーズには、下記のような種類があります。

・CT125ハンターカブ
カブシリーズの中で、リヤにもディスクブレーキが搭載されているのは、この機種だけとなっています。ガソリン容量タンクが5.3Lとなっていて大容量です。

・クロスカブ110
コンパクトで可愛らしいカタチが特徴的です。座る位置がやや高めに設定されています。

・クロスカブ50
小柄な人も乗りやすいカブで、女性にも人気です。

・スーパーカブ100プロ
新聞配達などで利用されていることが多いカブです。フロントタイヤが小さくなっていて、大きなかごを取り付け可能なので、荷物を入れて移動しやすいです。右手側で操作できるように、ブレーキやアクセルなどの位置を考えて作られています。