インナーキャップを被って髪の摩擦と湿気を防ぎましょう
バイクに乗るうえで絶対に避けては通れないのが目的地に到着してヘルメットを脱いだときに髪の毛がぺちゃんこになってしまう問題です。これは長時間のツーリングにおいてライダーの頭皮から出る汗や湿気がヘルメットの内部にこもり髪の毛の根元から押しつぶされてしまうことが最大の原因とされています。そこでおすすめしたいのがヘルメットを被る前に専用のインナーキャップを一枚挟むという非常にシンプルかつ効果的な対策です。インナーキャップは吸汗速乾性に優れた素材で作られているものが多く頭皮から出た汗を素早く吸収して外へ逃がしてくれるためヘルメット内部の蒸れを大幅に軽減する効果があります。また髪の毛がヘルメットの内装パッドと直接こすれ合うのを防いでくれるので摩擦による髪の毛の乱れや寝癖のような不自然なハネを最小限に抑えることができます。インナーキャップを被る際は髪の毛の流れを綺麗に整えてから深く被るようにするとヘルメットを脱いだあとも手ぐしで簡単に元のスタイルに戻しやすくなります。季節を問わず快適な頭皮環境を保つことができるためまだ試したことがない方はぜひ一度取り入れてみてください。
休憩のたびにこまめにヘルメットを脱いで風を通すことが大切です
髪の毛のボリュームを維持するためにはヘルメットを被りっぱなしにする時間をできるだけ短くするという物理的な対策も非常に重要になってきます。ツーリング中はつい走ることに夢中になってしまい信号待ちやちょっとした小休止の際にもヘルメットを被ったまま過ごしてしまう方が多いのではないでしょうか。しかし頭皮の熱や湿気は時間が経てば経つほど内部に蓄積され髪の毛を根元から強力に押しつぶしてしまいます。そのためコンビニエンスストアでの短い休憩や道の駅でのトイレ休憩などバイクから降りるタイミングがあればその都度こまめにヘルメットを脱いで頭皮に新鮮な空気を通すことを心がけてください。ヘルメットを脱いだ際に手ぐしで髪の根元に空気を含ませるように軽く立ち上げておくとペチャンコ状態が定着するのを防ぐことができます。また夏場などの汗をかきやすい時期は休憩時に持参したタオルで頭皮の汗を優しく拭き取っておくことも効果的です。ほんの少しの手間をかけるだけで目的地での写真撮影や食事の際の身だしなみが大きく変わってきますのでツーリングの行程には余裕を持たせてこまめなヘルメットの脱着を意識してみましょう。
最終手段として帽子を持参して被り直すのがもっとも確実で簡単です
どれだけインナーキャップで湿気を防ぎこまめに休憩を取って風を通したとしても長時間の走行や激しい気温変化によってはどうしても髪の毛が崩れてしまうことはあります。とくにパーマをかけている方やワックスでしっかりとスタイリングをしている方は完全に元の状態に戻すのは非常に困難です。そんなときの最強の解決策であり多くのベテランライダーが実践しているのがツーリング先でおしゃれな帽子を被ってごまかしてしまうという物理的なカバーリング術です。バイクのシート下やリアボックスそしてバックパックの中に折りたたんでも型崩れしにくいキャップやニット帽そしてハットなどを常に忍ばせておけば目的地に到着してヘルメットを脱いだ瞬間にサッと被り直すだけで髪の毛の問題は一瞬で解決します。バイクのカラーリングやその日のウェアの雰囲気に合わせた帽子をいくつか用意しておくとファッションの一部としてもツーリングをより一層楽しむことができます。髪の毛を直すために洗面所で長時間格闘するストレスから解放されますのでお気に入りの帽子をツーリングの必須アイテムとして準備しておくことを強くおすすめします。
出発前のスタイリング剤はつけすぎないほうが崩れにくくなります
バイクに乗る日の朝は気合を入れて髪の毛をしっかりとセットしたくなる気持ちはよくわかりますが実はこれがヘルメットを脱いだ後の悲劇を招く大きな要因になっていることが少なくありません。とくにホールド力の強いヘアワックスやカチカチに固まるヘアスプレーを大量に使用して出発するとヘルメットの重みで押しつぶされた形で見事に固まってしまい目的地に着いてから手ぐしで直そうとしてもまったく元に戻らなくなってしまいます。そのためツーリングの日はできるだけ整髪料を使わない自然なスタイルのまま出発するかどうしてもつけたい場合はごく少量のヘアオイルや洗い流さないトリートメントで髪を保湿してまとまりやすくする程度に留めておくのが正解です。ワックスなどのスタイリング剤を使いたい場合は小さな容器に小分けにして持ち歩き目的地に到着してヘルメットを脱いでからトイレの鏡の前などでサッと整えるようにすると綺麗な状態を一日中キープすることができます。出発前の準備を少し引き算することでツーリング中の髪の毛の悩みを根本から減らすことが可能になります。

